2017年初秋 小田原・箱根旅行記2日目 - 強羅公園を散歩
小田原・箱根旅行記、2日目にして最終日です。
前日とは打って変わって快晴でした。ロッジが山の斜面に沿って建っているため、相模湾を望むことができます。
朝食を頂き、この日は強羅まで出て強羅公園へ行く予定。
電車が来るまで少し時間があったので。宿の最寄りの根府川駅。映画に出てきそうな雰囲気。関東の駅100選に選ばれているのも納得です。
ちょうど上映されていた「打ち上げ花火 下から見るか、横から見るか?」のワンシーンに出てくる駅を彷彿とさせました(と言っても映画自体は見れてないのですが…)。
箱根湯本で登山鉄道に乗り換え。鉄道好きの母の命令に従い(?)いちばん後ろの席に。ガラスで反射しちゃっていますが、運転席越しに眺める風景もなかなか楽しい。
そんなこんなで強羅に到着。
強羅公園はここからケーブルカーに乗り換えた公園下か公園上が最寄りですが、強羅からも歩いて行けるということでいざ。
ケーブルカーで登る分の坂道をひたすら歩きます。坂はきついですが、そこまで遠くはない印象。ケーブルカーは定員が結構シビアで待つこともあるので強羅から歩くのもありかな〜と。
強羅公園に着いた時点でお昼時だったので、早々にまずはご飯を頂きました。
公園内にある一色堂茶廊で。サンドイッチ料理のお店です。
フルーツにんじんサンドとアボカドサンド両方がセットになった二色サンドを頼みました。付け合わせはキヌアのサラダ。
このフルーツにんじんサンドが特にとても美味しくて…!
すりおろしたにんじんとクリームチーズを合わせたものなのですが、にんじんの甘さとシャキシャキとした食感がたまらない。まさにフルーツ…!!
初めはにんじんだけのサンドイッチと聞いてもあまりピンとこなかったのですが、これはフルーツにんじんが手に入ったら家でもぜひ真似して作りたいなと。
公園内は時期的にあれだったので少くはありましたが、薔薇が咲いていたり。
パンパスグラスというブラジル産の大きなススキのような植物があったり。
お茶室もいくつかあります。この陰影のコントラストがたまらない。
お茶席にも入れるのですが、お昼を食べたばかりだったので今回は見送ることに。
ケーブルカーの駅ひとつ分の広さかつ、園内はアップダウンが激しいため、大方周り終えた頃にはすっかりくたくたに笑。
箱根湯本まで戻ってお土産を購入して帰路へつきました。
ちなみに園内にはトンボ玉作り体験などの様々な体験ができる工房も。次来た時はやってみたい!
お土産は箱根湯本の駅ナカにある箱根の市で、鈴廣のかをり巻きとみのや吉兵衛の生漬けいかの塩辛を購入。
いかの塩辛はいつも箱根土産に買っているもの。かをり巻きの方は初めて買いましたが、紫蘇の香りがほんのりして美味しかったです。変に紫蘇に味がついてないのが個人的にうれしいところ。
しかしやはり箱根観光をするとなると車があった方が便利だな〜と思いました。早く友人を乗せて走れる程度まで運転が上手くなりたい。
2017年初秋 小田原・箱根旅行記1日目 - 小田原散策
9月のはじめに1泊2日で小田原と箱根に行ってきました。
イギリス旅行とこの小田原旅行間にも色々なところに行っているのですが、とりあえず記憶が新しい内にこちらの旅行記を。
今回は高校時代の友人3人組で行ってきました。
友人たちとは天文部の同期でしたが、卒業以来は3人で会うこともなかなか難しくなり。泊まりの旅行はそれこそ部活の合宿以来。
1日目は午前中に風祭にある鈴廣かまぼこ博物館であげかま作り体験をして、午後は小田原を散策…の予定だったのですが。
何と小田急線が人身事故により運転見合わせ。
予約してあったあげかま作り体験をキャンセルしようと電話を入れたところ、午後からの回に振り替え可能ということで、お言葉に甘えて予定変更。
1時間遅れでなんとか全員集合できたので、先に小田原散策を少しすることに。小田原城付近を少しだけ見て回ったところで、すでにお昼近くなっていたので、だるま料理店へ。
建物は登録有形文化財に登録されています。屋根の装飾や、お店を彩る緑、店名が記されている暖簾が雰囲気を醸し出していて素敵。
特刺身天ぷら定食(竹)を頼みました。
天ぷらもお刺身も美味しかったです。見た目よりもかなりボリューミー。
特にホウボウのお刺身は初めて食べましたが、不思議な食感が気に入りました。永遠に食べられそう。
注文した後によくよくメニューを見ると、相模寿司なるものもあってそちらも美味しそうでした。
- ジャンル:懐石・会席料理
- 住所: 小田原市本町2-1-30
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:Ca)
- だるま料理店 〜会席料理〜をぐるなびで見る | 小田原・南足柄の料亭をぐるなびで見る | ぐるなびでネット予約する
そうこうしている内に振り替えたあげかま作り体験の時間が迫っており。
慌ててタクシーを頼みかまぼこ博物館へ。
かまぼこ博物館ではもちろん、かまぼこ作り体験も出来ますが、蒸す必要があるのでこちらは70分待つ必要があります。なので今回は30分程度で作れるあげかま作り体験を。
コーンや枝豆、桜エビなどの中から具材を3つ選んでひらすら混ぜ…。
好きな形に整えます。これが意外と難しい!
私は丸と星(のつもり)にしました。
これを揚げてもらい…。
完成!
同じフロアにテーブルと椅子があるので、その場でそのまま食べられます。
揚げたてのあげかまはやはり美味しい。
そのあとは館内をぐるっと巡り、隣にある本店の方も覗き。
月替わりの限定かまぼこなど普通のお土産屋さんでは中々見ることがないかまぼこに惹かれつつも、次の日も1日外で歩く予定だったので今回は見送り。
他にも海山のおーどぶるという商品が見た目もかわいくて気になりました。今度訪れた時には買ってみたい。
かまぼこ博物館を後にし、風祭から電車で再び小田原へ。駅直結なのがうれしいところ。
駅から小田原城の方面へ少し歩き、向かったのは清閑亭。明治時代に建てられた侯爵黒田長成の別邸で、数寄屋造りの建物です。
部屋から眺める中庭(だったかな)。日本家屋のこの障子によって絵画のように切り取られる風景が好き。
近付くとこんな感じ。
照明もひとつひとつ意匠が凝っていて良い。
この旅で一番お気に入りの写真。二階からの眺め。奥に相模湾が見えます。
うーん。こんなところに住みたい。
お花や鳥が描かれた。木製の襖もあり。
一階には部屋の一室を利用したカフェもあります。
抹茶フロートを頂きました。
カフェからは芝生の庭とその先に続く小田原の街並み、相模湾を見下ろすことができ。天気が曇り気味だったのが残念でしたが、それでも十分良い景色。
開かれた窓から入ってくる風も心地よくて、カフェが閉まる時間まで長居してしまいました。
チェックインの時間が迫ってきたので、小田原駅へと戻り、宿のある根府川へ電車で向かいます。
今回泊まったのは離れのやど星ヶ山。
ログハウスタイプのお宿でひとつひとつ星座の名前や星の名前が付いているのです。天文部としては泊まるしかないというか、これがこの宿にした理由であったりします笑
少しお部屋で休んでいるとすぐに晩ご飯の時間に。
奥にある甘夏みかんが名物料理で、お宿を始めてからこの料理だけはずっとメニューに入っているんだとか。
中にはお刺身と甘夏みかんのサラダが入っています。私はフルーツサラダの類があまり得意ではないのですが、こちらは甘夏みかん自体が甘すぎず、さっぱりとしていて美味しかったです。
右にあるお豆腐も細く切れ目が入っていて、口に入れると不思議な食べ心地。
そしてメインは足柄牛の陶板焼き。
脂身が口の中でとろけて甘い…。至福。
〆のデザート。女子会プランの特典で三品盛り。陶板焼きを食べ終えた時点でかなりお腹いっぱいだったので、まさか三品盛りとは…と友人たちとざわめいてました笑
丸くなったお腹と共に部屋へと戻ったあとは、貸切のお風呂に入ったり、部屋でウノ大会をして夜が更けて行きました。
2日目に続きます。
2016年秋イギリス旅行記6日目
イギリス滞在6日目。
夜の便でイギリスを発ち、行きと同じように北京を経由し、翌日朝に日本に着くので実質最終日。
午前中はお土産を買いに。
紅茶が好きなので東インド会社(世界史に出てくるあの会社です!)に行こうと考えていましたが、友人がハロッズに行くということで、付いて行くことに。
途中ZARAを覗いてみたりしつつ、いざ。
この外観の時点で既に素敵…
外観だけではなく店内も装飾が非常に凝っていて…!
ここエスカレーターですよエスカレーター…!!!エジプト風な雰囲気に圧倒されます。なんでもイギリスで初めて作られたエスカレーターなんだとか。
一旦、エスカレーターを通り過ぎて紅茶やコーヒーが売っているコーナーへ。
写真は撮らなかったのですが(百貨店でばしばし写真を撮るのも気が引けて…)、ここも素敵な空間でした。
お目当の紅茶ですが、一缶125gで1200円〜のものが揃っており、ちょっとと思っていたよりも手が出なくはないお値段。缶自体のデザインもとても凝っているかつ好みで、むしろかなりお得なのでは…!?という印象。
散々迷ってこちらのフレーバーティーを。セレブレーションティーというシリーズのもののようです。アラビア語なので読めませんが、何という名前なのだろう…。とても美味しかったです。
あとは人にあげる用にイギリスモチーフが印刷された箱入りのティーバッグセットを購入し、一通り買い物を終えた後はエスカレーターに乗って上にあるギフトコーナーへ。
ギフトコーナーには大きなハロッズベアが。この右の格好をした小さなハロッズベアのぬいぐるみを買いました。
クリスマスギフトの特設会場も出来ていて。 家の車もミニだったので、なんだかうれしい。
リースとかツリー用の飾りもどれもつぼで欲しかった…。
名残惜しくもありつつ、ハロッズを後にし、ロンドン観光へ。
ビッグベンとウェストミンスター宮殿。逆光になってしまいましたが、青空との コントラストがきれい。
そのままタワーブリッジを目指してテムズ川沿いをひたすら歩き。
想像以上に距離があったので歩いて行くことはあまりおすすめしません笑。
やっと到着!
橋を渡り、近くにあったスタバで休憩をしてから宿に戻り、預けていた荷物を受け取ってヒースロー空港へ。
着くのがぎりぎりだったので、空港内はどこも見られませんでした。入国審査とは大違いの出国審査の早さ…。
行きの反省を活かし、帰りの北京空港でのトランジットは予め電子書籍を購入して読書に勤しんでました。イギリスの余韻に浸りたくてアガサクリスティをチョイス。
電子書籍があったおかげか、体感行きより短いなと思いつつ、羽田へ到着。
初ヨーロッパということでわくわく半分、どきどき半分だったのですが、ちょいちょいトラブルがありつも、行きたいところもほとんど行けたので大満足でした。
イギリスはまだまだ行きたい所がたくさんあるので、いつかまた行きたいです。
ロンドン近郊だとキューガーデンとか。大英博物館もハロッズも満喫したりないし…。離れたところだと湖水地方とかストーンヘンジとかも。観光以外だとアフタヌーンティーも堪能してないですし。ただ行くまでが遠いのと、宿が高めなのがネックなのですけど…。
2016年秋イギリス旅行記5日目
イギリス旅行5日目。
この日は昼過ぎにヨークを発つ予定だったので、午前中にお土産と昼食を求めてM&Sへ。マグカップや小物入れなどの雑貨もとてもかわいかったのだけれど、スーツケースにそこまで余裕がないので泣く泣く諦め…。
昼食は電車の中でM&Sで買ったスコーンとタンドリーチキンを。どちらも美味しかったです。スーパー飯を食べることがあればテスコよりM&Sを断然おすすめします。
スコーンは中にクロテッドクリームも入っていて。これで500円もしないのだからお得…。さすがに全部は食べ切れなかったので半分は翌日の朝ご飯に頂きました。
そんなこんなで再びのキングスクロス駅。
行きはばたばたしてて寄ることができなかった駅に併設されているハリーポッターショップへ。
9と3/4番線も再現されてます。実際に飛び込む写真も撮ることができてすごい列でした。
内装がおしゃれ…!!!!そしてドビーが…!!!!!
店内はかなり混んでいましたが、テンションが上がる上がる。杖やマフラーも売っていて全部欲しいのを我慢しつつ、クィディッチのキーホルダーとショップのロゴが入ったボールペンをお買い上げ。
ハリーポッターショップも堪能したところでいざ本日の宿へ…と思っていた矢先、システムの不具合でいつの間にか宿がキャンセルされていたことが発覚し。
慌ててbooking.comでB&Bを取り直しました。トイレバス共有のベッドしかない部屋だったけれど、ひとり5000円ちょっとだし1泊だしまあまあ許容範囲内。というか寝泊まりするところが見つかってよかった…。
ひと悶着あったものの、荷物を置いて夕食へ。
Belgo Centraalというベルギー料理のお店です。なんとこの旅行中初のレストランでの夕食。
このお鍋いっぱいに入ったムール貝が有名なようで。味もトラディショナルとかパクチーとか色々選べます。私はパクチー味が大変好みでした。元々パクチーはそんなに得意じゃないのですが、これはそこまでパクチーの味が主張して来ず、良い塩梅で。さっぱりしてて美味しかったです。
ビールもさすがベルギー料理のお店!といった感じで種類もとても豊富。私はフルーツビールを色々飲み比べしました。
あとはムール貝のチーズ焼きや猪のソーセージなどを頂き。大変満足でした。
2016年秋イギリス旅行記4日目
イギリス旅行4日目。ヨーク滞在としては2日目。
この日は午後に予定があったのでそれに向けて朝から部屋で準備を。バタバタしていたので昼食を食べそびれてしまった…。
予定を終えた後は昼兼かなり早めですが夕ご飯を買いに。
フィッシュ&チップスとモッツァレラチーズのあげたのを買いました。びっくりするほど量が多い。味は普通といったところ。
腹ごしらえをした後は街へ。日が落ちて来たヨークもまた素敵。
夕陽とライトアップに照らされるヨークミンスター。
日も沈み、締めに川辺にあるパブで一杯。隣の人が食べていたサンデーも気になったのだけれど、ラストオーダーが過ぎてしまっていたので残念ながら食べられず。
景色に見とれつつも、ポケモンGOでヨーロッパ限定ポケモンのバリヤードがいる!と大盛り上がり笑。結果捕まえられませんでしたが…。
2016年秋イギリス旅行記3日目
3日目はのんびりヨーク観光を。
朝食はホテルで食べて街中へ。
ヨークは中世の面影が残る街で、またロンドンとは少し違った雰囲気。
ヨーク市内のお気に入りの写真。吊るされている羊がかわいい!
私は参加しませんでしたが、ゴーストウォークというものが有名らしく。イギリスらしいなとしみじみ思ったり。
そしてヨークの大きな特徴として街全体が城壁で囲まれており、なんとこの城壁の上を歩けるのです。
どんどん歩いて行くと見張り台があったり。
上から見るとまた色々な発見が。ちょこんと赤い車が置かれているのが大変かわいい。
しばらく歩くと下の道路へと降りられる階段があったのでそこで探索は終了。
下から見るとこんな感じで。
晩御飯はテスコで買ったパスタサラダ。チリ味なのに全く塩味がなくていまいち…。
2016年秋イギリス旅行記2日目
2日目は朝からロンドン市内観光をし、夕方にヨーク行きの電車に乗るという予定。
朝ごはんはPretというコーヒーチェーン店でサンドイッチと紅茶をテイクアウト。
イギリスはご飯が美味しくないみたいなことをよく言われますが、カフェ、レストラン、ホテルそしてコンビニと色々な場所でご飯を食べてみたところ言うほど不味くないな…と。というか普通に美味しかったです。
ただ時々塩分が足りない料理があると言った感じです笑
そのままご飯を食べながら徒歩でウェストミンスター大聖堂へ。
中も素敵。
なんとなく青海波を連想させるデザイン。
コンスタンティノープルが描いてある!と思いつつ、今改めて調べてみたらビザンティン様式だったらしく。
この旅、同行者のプランについて行く形だったのでほとんど行くところの下調べをしておらず。勿体無かったなと…。
その後は衛兵交替を見にバッキンガム宮殿へ。
演奏と共に行進。
銃を抱えた衛兵の方もこの後続いて、「あ、やっぱり現代の衛兵なんだな」と再確認したり。
宮殿そばの公園にはリスがたくさんいました。もふもふでしかも思ってたよりも大きくてびっくり。でもかわいい…。
そのまま大通りをずーっと歩き、ピカデリーサーカスへ。
お昼はイギリスと言えばフィッシュアンドチップス!ということで。
他にもケバブを頼んでシェアしました。ケバブの方が個人的に好みでした。
途中M&M'Sのショップによりつつ。ここまでずらっと並ぶと圧巻。
ずーっと行ってみたかった大英博物館へ。
時間があまりなかったのと、以前東京都美術館で開催されていた大英博物館展に行っていたこともあり、その時には(流石に)公開されなかったロゼッタストーンを中心にざっくり周りました。
展示の仕方も非常にツボで、杯のコーナーには杯がずらっと、というかどのジャンルも収蔵品の数が非常に多いので、収集癖のある人間には眼福…という感じでした。
特にウィリアム・ド・モーガン作のタイルが壁に敷き詰められている所が好きでした(写真は上手く撮れず…)。お土産屋さんも忘れずに覗き。バステトのぬいぐるみをお迎え。
そうこうのんびりしている内にまさかの予約していたヨーク行きの電車に乗り遅れ…泣く泣くチケットを買い直し。
これがあのハリポタに出てくるキングクロス駅…!なんてやっている暇もなく。駅に併設されてるハリポタショップも帰りまでお預け。
急いで買い直した列車に乗り込み、寝ている間に座席の下にiPhoneを落として危うく忘れるというトラブルも躱しながら、夜中にヨークへ到着し、ホテルにチェックインしてこの日は終了。