旅のきおく

訪れた場所について徒然と

2017年初秋 小田原・箱根旅行記1日目 - 小田原散策

9月のはじめに1泊2日で小田原と箱根に行ってきました。

イギリス旅行とこの小田原旅行間にも色々なところに行っているのですが、とりあえず記憶が新しい内にこちらの旅行記を。

今回は高校時代の友人3人組で行ってきました。 

友人たちとは天文部の同期でしたが、卒業以来は3人で会うこともなかなか難しくなり。泊まりの旅行はそれこそ部活の合宿以来。

 

1日目は午前中に風祭にある鈴廣かまぼこ博物館であげかま作り体験をして、午後は小田原を散策…の予定だったのですが。

何と小田急線が人身事故により運転見合わせ。

予約してあったあげかま作り体験をキャンセルしようと電話を入れたところ、午後からの回に振り替え可能ということで、お言葉に甘えて予定変更。

1時間遅れでなんとか全員集合できたので、先に小田原散策を少しすることに。小田原城付近を少しだけ見て回ったところで、すでにお昼近くなっていたので、だるま料理店へ。

 

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建物は登録有形文化財に登録されています。屋根の装飾や、お店を彩る緑、店名が記されている暖簾が雰囲気を醸し出していて素敵。

 

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特刺身天ぷら定食(竹)を頼みました。

天ぷらもお刺身も美味しかったです。見た目よりもかなりボリューミー。

特にホウボウのお刺身は初めて食べましたが、不思議な食感が気に入りました。永遠に食べられそう。

注文した後によくよくメニューを見ると、相模寿司なるものもあってそちらも美味しそうでした。

 

そうこうしている内に振り替えたあげかま作り体験の時間が迫っており。

慌ててタクシーを頼みかまぼこ博物館へ。

 

かまぼこ博物館ではもちろん、かまぼこ作り体験も出来ますが、蒸す必要があるのでこちらは70分待つ必要があります。なので今回は30分程度で作れるあげかま作り体験を。

 

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コーンや枝豆、桜エビなどの中から具材を3つ選んでひらすら混ぜ…。

好きな形に整えます。これが意外と難しい!

私は丸と星(のつもり)にしました。

これを揚げてもらい…。

 

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完成!

同じフロアにテーブルと椅子があるので、その場でそのまま食べられます。

揚げたてのあげかまはやはり美味しい。

 

そのあとは館内をぐるっと巡り、隣にある本店の方も覗き。

月替わりの限定かまぼこなど普通のお土産屋さんでは中々見ることがないかまぼこに惹かれつつも、次の日も1日外で歩く予定だったので今回は見送り。

他にも海山のおーどぶるという商品が見た目もかわいくて気になりました。今度訪れた時には買ってみたい。 

 

かまぼこ博物館を後にし、風祭から電車で再び小田原へ。駅直結なのがうれしいところ。

駅から小田原城の方面へ少し歩き、向かったのは清閑亭。明治時代に建てられた侯爵黒田長成の別邸で、数寄屋造りの建物です。

 

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部屋から眺める中庭(だったかな)。日本家屋のこの障子によって絵画のように切り取られる風景が好き。

 

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近付くとこんな感じ。

 

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照明もひとつひとつ意匠が凝っていて良い。

 

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この旅で一番お気に入りの写真。二階からの眺め。奥に相模湾が見えます。

うーん。こんなところに住みたい。 

 

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お花や鳥が描かれた。木製の襖もあり。

 

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一階には部屋の一室を利用したカフェもあります。

抹茶フロートを頂きました。

カフェからは芝生の庭とその先に続く小田原の街並み、相模湾を見下ろすことができ。天気が曇り気味だったのが残念でしたが、それでも十分良い景色。

開かれた窓から入ってくる風も心地よくて、カフェが閉まる時間まで長居してしまいました。

 

チェックインの時間が迫ってきたので、小田原駅へと戻り、宿のある根府川へ電車で向かいます。

 

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今回泊まったのは離れのやど星ヶ山。

ログハウスタイプのお宿でひとつひとつ星座の名前や星の名前が付いているのです。天文部としては泊まるしかないというか、これがこの宿にした理由であったりします笑

 

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少しお部屋で休んでいるとすぐに晩ご飯の時間に。

奥にある甘夏みかんが名物料理で、お宿を始めてからこの料理だけはずっとメニューに入っているんだとか。

中にはお刺身と甘夏みかんのサラダが入っています。私はフルーツサラダの類があまり得意ではないのですが、こちらは甘夏みかん自体が甘すぎず、さっぱりとしていて美味しかったです。

右にあるお豆腐も細く切れ目が入っていて、口に入れると不思議な食べ心地。

 

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そしてメインは足柄牛の陶板焼き。

 脂身が口の中でとろけて甘い…。至福。

 

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〆のデザート。女子会プランの特典で三品盛り。陶板焼きを食べ終えた時点でかなりお腹いっぱいだったので、まさか三品盛りとは…と友人たちとざわめいてました笑

 

丸くなったお腹と共に部屋へと戻ったあとは、貸切のお風呂に入ったり、部屋でウノ大会をして夜が更けて行きました。

2日目に続きます。